Aucklandは雨の多い季節に突入というか、すでにSummer Seasonからすでに降水量高くうんざりする天候が続いている。そんな中、久し振りに修理の依頼を受けた。持ち込まれたものはホームベーカリー🍞
ニュージーランドあるあるTop10に入るであろう案件。
依頼主はいつもお世話になっている凄腕指圧師のTさん。
”すいませ~ん、日本製のホームベーカリーを変圧器なしで電源入れちゃって💦”
おいらも以前、Nゲージのメインコントローラーを240Vで亡きものにしてしまった過去がある。第百七十話にて☟
さて、そのホームベーカリー。13年前の代物。ヒューズ交換で直ればいいのだが.....
まずは見える限りのボルト&スクリューを外していく 🔩
内部がでてきた。どうやらおいらが考えていたヒューズは無く、ググってみるとバリスタなる代物が焼け焦げていた。残念ながらおいらにはそいつを修復する力量は無い。
しっか~し、おいらには強い味方が☝
卓球ダブルスの相方でもあり陶芸の道も歩み始めたエンジニアのTさんに登場していただくことに🌟
おいらにとってはTさんの作業はオペのシーンの様な細かい作業。基盤を傷つけないように丁寧に進めていく。そしてその作業にはおいらの知らないToolが登場する。
ハンダ、不必要な残りのハンダなどを吸収してくれる銅線、温度表示の見やすいハンダコテキットなどなど。
そして今回破損した日本製部品を入手☝
サージ吸収素子バリスタ。
このバリスタを無事交換し、いざ一回目の動作テストに入る☝
どうかホームベーカリーが起動しますように💦 と祈るおいらとTさん。
さて、結果は?
無念にも液晶パネルには何の表示もされなかった....
回路基板の裏を見たり、もう一度表側を見たり👀
テスターなるものも使って、念入りに調べていくTさん。
あっ!と声をあげるTさん。Thermal Fuse(温度ヒューズ)も逝っちゃってますね~と。
わずかな焼け跡を発見した。残念ながらこの部品は持ち合わせていなかったが、バイパス手術で事なきをえた。さすがっす、Tさん。良いもの見させていただきました👀
そうして第二回動作テスト実施☝
表示が現れました~🎊
Tさん、おめでとうございます。そしてありがとうございます。ただただ感謝🌟
そして部品提供しただいたTさんの上司の方にもお礼申し上げます。
追伸、後日指圧師Tさんより連絡が.....
無事、ホームベーカリーが起動し、パンが焼きあがりました~とのこと。
めでたし、めでたし🌟